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そのあと

                        谷川俊太郎
                            
そのあとがある

大切な人を失ったあと

もうあとはないと思ったあと

すべてが終わったと知ったあとににも

終わらないそのあとがある

そのあとは一筋に

霧の中へ消えている

そのあとは限りなく

青く広がっている

そのあとがある

世界に そして

ひとりひとりの心に

朝日新聞 2013年3月の詩 「今月の詩」より


東日本大震災から2年。
ここ数日の新聞やテレビの情報で、その当時のことや、その後の被災地の方々のこと、
沢山沢山目にしました。
忘れてはいけないし、伝えていかなければならない。
そんな想いで胸に刻みました。

大切なひとを失った方々の想い。
夢でいいから逢いたいと。
辛くて辛くて、とても量れないほどの重い気持ち。
年月が経っても決して薄れてはいません。

私達に出来ることは限られていますが、
せめて今日一日は、心静かに黙とうを捧げたいと思います。
by rosering | 2013-03-11 12:21 | 東日本大震災関連 | Comments(4)
Commented by 白いねこ at 2013-03-11 21:23 x
どうであろうと前を向いて一歩を・・・黙祷
Commented by ムクちゃん at 2013-03-11 21:35 x
哀悼・感謝・反省・前進・希望・etc.
いろんな祈りで、いっぱいの一日でしたね
谷川さんの詩にあるように
祈りも、ひとりひとりの胸のなかに
ずっと
Commented by rosering at 2013-03-12 11:36
白いねこ さん
こんにちは。
被災地の子供達の笑顔に触れるたびに、
人間は基本的に前向きな生き物なのだと感じます。
その力強いエネルギーに心救われますね。
私達も前向きに・・・。

Commented by rosering at 2013-03-12 11:45
ムクちゃん
谷川俊太郎さんの詩に描かれている、
絶望のそのあとにも必ず見える、小さな光に胸を打たれます。
その光は始めは微かでも、きっと力強く射しているはずですよね。
辛いことがあった全ての皆さんに、その光が届くように祈りたいです。



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