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今月のミニ展示

古家具・骨董ギャラリーのメンバーの一人であるT編集長。
何を隠そう、私の骨董の師匠の一人でもあります。

編集長のブース「茜屋古道具店」は入って1番手前の所。
骨董ファンならば誰でも足を止めて、じっくりと見入ってしまうほど、
種々雑多、様々な骨董が所狭しと並べられています。
当事者の私でさえ行く度に、「何か掘り出し物が無いかしらん」と思ってしまう位、面白い。
そのブースで毎月テーマを決めて「ミニ展示」をすることになりました。

今月は「ヨーロッパの印判」
編集長から原稿が届きましたので、掲載させて頂きます。

「今月のミニ展示は「ヨーロッパの印判」です。
ヤキモノの装飾法の一つである銅版転写の技術の起源はイギリスです。
18世紀中頃、ジョン・サドラーとガイ・グリーンが銅版転写技術を完成、
スポード窯の創業者のジョサイア・スポードが実業化しました(1770年ころ)。
やがてミントン窯はじめウエッジ・ウッド、ロイヤル・ウースターなど陶磁器装飾方法の中心的な技法となり、
オランダのデルフト、フランス、ドイツなどでも銅版転写による陶磁器が盛んに焼かれました。
銅版転写の技術が日本に伝わったのは19世中頃の幕末のことで、明治・大正時代が最盛期でした。
今展にはイギリス、フランス、オランダの印判を展示しました。」
                                   
                                  国立古家具骨董ギャラリー 茜屋古道具店
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          イギリス ダヴェンポート窯  湖水風景深皿  27.6cm 19世紀前
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                             窯印
by rosering | 2010-02-18 13:06 | 古家具・骨董ギャラリー | Comments(2)
Commented by eggdance at 2010-02-18 20:39
ブルー・ウィローも銅版転写のものですね。
一度わたしも銅版転写で自分の作品をお皿にしてもらったことがあります。にじみ具合がどうも難しいような気がしました。
こんなにきれいに絵柄が出るようになるまでには随分研究したのだろうなあ、と感心します。画期的ですよね、
おかげでお手頃値段で素敵な食器を使うことができるようになりましたものね。
Commented by rosering at 2010-02-19 14:53
eggdanceさん
ウイロー好きな私たちは、やはり銅版転写には惹かれますよね。
今回のミニ展示、このほかにも味のある印判が展示されています。
もし国立にいらっしゃったら、骨董ギャラリーにもまたお立ち寄りくださいね。
eggdanceさんは編集長と気が合いそうな気がします。笑
編集長は水曜と木曜日に在席しています。


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